
カシス(ブラックカラント)は、日本語では黒房すぐり(黒すぐり)と呼ばれるベリー類に属する植物で、科、属、ともにブルーベリーとは全く異なる植物です。
カシスの果実にはポリフェノールの一種である4種類のアントシアニンと呼ばれる青紫色の天然色素が多く含まれています。
そのうち2種類のアントシアニンはブルーベリーやビルベリーにはない特有の成分で、この成分がカシスの魅力です。
一方、カシス(ブラックカラント)の種子から採った種子油には月見草オイルの約2倍もの GLA(ガンマリノレン酸)が含まれています。
ガンマリノレン酸には生活習慣病やアトピー性皮膚炎、関節リウマチ、月経前症候群(PMS)に対する働きが注目されています。
アントシアニンが主体のカシスとガンマリノレン酸が主体のカシスオイルとはその用途が異なりますから混同されないようにしてください。