ホワイトウィロー(西洋シロヤナギ)はヨーロッパからアジア、アフリカに広く自生するヤナギの一種です。
19世紀には、ホワイトウィローの樹皮から、鎮痛作用をもつ成分「サリシン」が分離されました。サリシンは、苦味のある鎮痛効果を持つ物質です。
ドイツではこのサリシンを元にして、アセチルサリチル酸が合成され、かの有名な「アスピリン」が作られました。
一方、ホワイトウィローの天然成分であるサリシンは、古くから使用されているにも関わらず、副作用の報告がなく、その自然で穏やかな働きにより、自然のペインキラーとして関節や発熱や頭痛、生理痛などへの働きが注目されています。